タイのホテルやスパではウエルカムドリンクとして、ハーブ入りのお茶やドリンクがよく出されます。代表的なものは、バイトゥーイ(パンダンリーフ)、深い赤色のガチアップ(ローゼルティー)、真っ青なアンチャン(バタフライピー)、そしてこのマトゥーム(ベールフルーツ)。
どれも、煮出してお砂糖たっぷりいれることが多く、ガチアップは酸味が強いですが、その他はどことなくぼんやりとした味だな、と思います。
マトゥームは実をスライスして乾燥させ、写真のような形でスーパーマーケットでも売られています。形が印象的なので、お土産にしても珍しがられそう。
マトゥームには喉の渇きを癒やしたり、滋養に良いと言われています。インドアーユルベーダでも薬効効果のあるフルーツとして古くから使用されているハーブです。その主な効能は以下のようなものがあるそうです。
消化機能を向上させることから、 特に過敏性腸症候群(ストレスが引き起こす下痢や便秘などの症状)や 大腸炎のような消化障害の緩和に用いられています。
定期的に摂ることで女性の乳がんを予防し、腎臓が洗浄され、 心臓強壮やむくみ緩和効果でも知られています。
また、豊富なタンニン(ポリフェノール)や冷却効果、落ち着かせる効果 でも知られています。
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飲み方はスライスした実を沸騰させたお湯に入れて、煮出します。甘味はお好みで調節します。